目次
このブログの趣旨と目的
ガネーシャの課題一覧
今回の課題:やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する
この課題の目的
珍しくこの課題については、主人公が目的を分かりやすく語っています。
もし、ガネーシャと出会う前だったら、この課題の意図を理解するのは難しかっただろう。でも、今の僕は、この課題にどう取り組めばいいのか分かった。
自分の感情や感覚を丁寧に観察すれば、理屈や表面的な思考に囚われず、心の奥底で「大事だ」と思っていることがわかる。これは、そのことを見つけるための課題なのだ。
夢をかなえるゾウ0 水野敬也
主人公と同じように真面目に課題に取り組んできた今、この部分を読むと、最初の二行が最初に読んだ時の第三者目線ではなく、なんだか自分のことのように感じられます。
また転職を考えている方の場合は、次の転職先に求める条件、いわゆる転職の軸を作るためにもこの課題はとても役に立つと思います。私も転職活動を開始してもうすぐ1年が経とうとしていますが、まだまだ自信がありません。転職の軸作りも今回の課題の目的の一つです。
この課題には手順があります。
- やりたくないことを全部書き出す
- やりたくない(面倒だ)けれど、やった方が良いと思うことを消す
- やりたくないことをひっくり返して、やりたいことに変える
主人公は3枚の紙を渡されて、「書かれた内容を実行してから次の紙に進むこと」という指示をガネーシャから受けていましたが、流石にそこまで再現はできませんでした。可能な限り、1つずつの手順に集中して取り組んでいきたいと思います。
以下実践した後に気づいた実践するときにこうした方がいいですよポイントです
- とにかく自分にわがままに書く
- やりたくないことが出てこなくなるまではひたすら書き出す
- 出てこなくなったら残り10分〜15分くらいの制限時間を設けて最後の追い込みをする
そうしないと永遠に終わりません笑
- ひっくり返すときにはなぜそれをやりたくないのかという、裏の願望を見つけ出す
- 仕事編と生活編のようにカテゴリーを分ける
面白そうだと思われたらぜひ実践してみてください!
実践した結果
やりたくないことを全部書き出す
1、仕事編
- 週5回は必ず出勤しなければならないこと
- 朝8時15分に必ず出勤していなければならないこと
- 時間割が組まれていて、自分でスケジュールが自由に組めないこと
- 自分とは価値観が相容れない生徒にも愛情を注がないといけないこと
- 部活の大会の申し込み
- 定期テストの提出物の回収、チェック、取り立て
- テストの採点
- 成績を出すこと(通知表作り)
- 授業準備
- 研究授業の準備
- 研究授業の実践からの反省会
- 欠席した生徒の家庭への連絡
- ICT担当としての仕事
- 給食指導(黙食させたり、急いで食缶を持って来させたり、白衣を着るように急かしたり)
- 10〜15分という短い時間で昼ごはんを食べ切る
- 昼休みも生徒が何か問題を起こさないか、教室周りをうろつく
- お金関係のこと(年末調整や、大会の参加費の書類を回したり、外部指導者の雇用報告書作成等)
- 感染予防などの理由で一週間程度の休みをした生徒に家までお届け物をすること
- 英単語テストが合格できない生徒のエンドレス再テストとその指導(昼休み、放課後など)
- 朝読書をきちんとしていない生徒の指導
- 掃除をきちんとしていない生徒の指導
- 授業を真面目に受けない生徒への指導
- 授業中に私語をする生徒への指導
- 生徒のいじめの訴えを聞くこと
- いじめの指導
- いじめについて保護者に連絡すること
- いじめ報告書の作成
- 生徒の服装指導
- 進路指導
- 部活の大会で審判をして、コーチに文句を言われること
- 色々対策をしても必ず意識を失う夕方の職員会議
- 締め切りが近い仕事を急かされたり、期限が過ぎてしまったことを指導されること
- 上司に悪い報告をすること
- まだやるべき仕事が他に残っているのに部活の指導をしなければならないこと
- 部活の大会で土日や祝日がたまになくなってしまうこと
- 平日は体調を崩す以外に休む方法がないこと
- 保護者からのクレーム対応(最近はあまりひどいことはありませんが…)
- 休日中や退勤後、予定外に学校や保護者から連絡を受けること
- 先生という立場上自粛しなければならないことがあること(副業、顔出し実名での発信活動など)
- 先生以外の職種の人との関わりを普段の仕事の中で築くことが難しい
2、生活編
- 粗大ゴミを取りに来てもらう手続き、もしくは搬入すること
- 段ボールを捨てること
- 歯医者の予約(できていない)
- ガソリンの給油
- オイル交換
- タイヤ交換
- マスクの着用
- 洗濯物を干す
- 洗濯後の黒いズボンについている謎のシミをとること(綺麗にとれない)
- 洗濯物をたたむ
- 電球の交換(棒タイプの4本中2本きれていて交換できていない)
- お風呂や、シンクの排水溝を掃除すること
- 食べ物をキンキンに冷えてやがる食料品店で買うこと
- YouTubeのショート動画を見ていて、気づいたら30分くらい経っていること
- スマホゲームをしていたら気づいたら1時間くらい経っていること
- 生徒や保護者に会うことを気にして行く場所を制限すること
- 週末にご飯を1人で食べること
やりたくない(面倒だ)けれど、やった方が良いと思うことを消す
やった方がいいと思うものに打ち消し線を引いていきます。
1、仕事編
- 週5回は必ず出勤しなければならないこと
- 朝8時15分に必ず出勤していなければならないこと
- 時間割が組まれていて、自分でスケジュールが自由に組めないこと
- 自分とは価値観が相容れない生徒にも愛情を注がないといけないこと
部活の大会の申し込み定期テストの提出物の回収、チェック、取り立てテストの採点成績を出すこと(通知表作り)授業準備研究授業の準備研究授業の実践からの反省会欠席した生徒の家庭への連絡- ICT担当としての仕事
- 給食指導(黙食させたり、急いで食缶を持って来させたり、白衣を着るように急かしたり)
- 10〜15分という短い時間で昼ごはんを食べ切る
- 昼休みも生徒が何か問題を起こさないか、教室周りをうろつく
お金関係のこと(年末調整や、大会の参加費の書類を回したり、外部指導者の雇用報告書作成等)感染予防などの理由で一週間程度の休みをした生徒に家までお届け物をすること- 英単語テストが合格できない生徒のエンドレス再テストとその指導(昼休み、放課後など)
- 朝読書をきちんとしていない生徒の指導
- 掃除をきちんとしていない生徒の指導
- 授業を真面目に受けない生徒への指導
- 授業中に私語をする生徒への指導
- 生徒のいじめの訴えを聞くこと
- いじめの指導
- いじめについて保護者に連絡すること
- いじめ報告書の作成
- 生徒の服装指導
- 進路指導
- 部活の大会で審判をして、コーチに文句を言われること
- 色々対策をしても必ず意識を失う夕方の職員会議
- 締め切りが近い仕事を急かされたり、期限が過ぎてしまったことを指導されること
- 上司に悪い報告をすること
- まだやるべき仕事が他に残っているのに部活の指導をしなければならないこと
- 部活の大会で土日や祝日がたまになくなってしまうこと
- 平日は体調を崩す以外に休む方法がないこと
- 保護者からのクレーム対応(最近はあまりひどいことはありませんが…)
- 休日中や退勤後、予定外に学校や、保護者から連絡を受けること
- 先生という立場上自粛しなければならないことがあること(副業、顔出し実名での発信活動など)
- 先生以外の職種の人との関わりを普段の仕事の中で築くことが難しい
2、生活編
- 粗大ゴミを取りに来てもらう手続き、もしくは搬入すること
段ボールを捨てること歯医者の予約(できていない)- ガソリンの給油
- オイル交換
- タイヤ交換
マスクの着用- 洗濯物を干す
洗濯後の黒いズボンについている謎のシミをとること(綺麗にとれない)洗濯物をたたむ部屋の電灯の交換(棒タイプの4本中2本きれていて交換できていない)お風呂や、シンクの排水溝を掃除すること- 食べ物を「キンキンに冷えてやがる」食料品店で買うこと
- YouTubeのショート動画を見ていて、気づいたら30分くらい経っていること
- スマホゲームをしていたら気づいたら1時間くらい経っていること
- 生徒や保護者に会うことを気にして行く場所を制限すること
- 週末にご飯を1人で食べること
やりたくないことをひっくり返して、やりたいことに変える
1、仕事編
- 週5回は必ず出勤しなければならないこと
→週に3日は自分が本当にやってみたいことに時間を使える
- 朝8時15分に必ず出勤していなければならないこと
→朝活を外が明るくなってからする
- 時間割が組まれていて、自分でスケジュールが自由に組めないこと
→自分でスケジュールを決めて仕事をする
- 自分とは価値観が相容れない生徒にも愛情を注がないといけないこと
→自分と価値観の合う人と仕事をする
- ICT担当としての仕事
→自分で担当する仕事を選べるようになる
- 給食指導(黙食させたり、急いで食缶を持って来させたり、白衣を着るように急かしたり)
→なんの義務感もなく、好きなところで好きなことをしながら、穏やかな気持ちで昼ご飯を食べる
- 10〜15分という短い時間で昼ごはんを食べ切る
→ゆっくり、丁寧に咀嚼をしながら昼ご飯を食べる
- 昼休みも生徒が何か問題を起こさないか、教室周りをうろつく
→昼休みを自由に使う(お昼寝をする)
- 英単語テストが合格できない生徒のエンドレス再テストとその指導(昼休み、放課後など)
→全員が合格できるように指導する、ダメでもキリのいいところで再テストをやめる
- 朝読書をきちんとしていない生徒の指導
→読書が好きな人と読書の時間を楽しむ
- 掃除をきちんとしていない生徒の指導
→熱心に掃除に取り組む生徒と共に掃除に精を出す
- 授業を真面目に受けない生徒への指導
→学びたいと思っている生徒に最大限の愛情を注ぐ
- 授業中に私語をする生徒への指導
→学びたいと思っている生徒に最大限の愛情を注ぐ
- 生徒のいじめの訴えを聞くこと
→人を下げないと自分の価値を見出せない類の人と関わる必要がない職場で仕事をする
- いじめの指導
→他人の人間関係について責任を持たなくてもいい環境で仕事をする
- いじめについて保護者に連絡すること
→自分の責任は自分で取るしかない環境で仕事をする
- いじめ報告書の作成
→他人の人間関係について責任を持たなくてもいい環境で仕事をする
- 生徒の服装指導
→服装でマウントを取ろうとする人がいない職場で働く
- 進路指導
→自分の進路に集中できる
- 部活の大会で審判をして、コーチに文句を言われること
→自分の夢につながる分野で人からアドバイスをもらう
- 色々対策をしても必ず意識を失う夕方の職員会議
→ワクワクが止まらない会議を自分で企画する
- 締め切りが近い仕事を急かされたり、期限が過ぎてしまったことを指導されること
→締め切りが待ち遠しいと思えるような仕事をして、人から感謝される
- 上司に悪い報告をすること
→部下と良いことも悪いことも気兼ねなく報告・連絡・相談できる関係を作る
- まだやるべき仕事が他に残っているのに部活の指導をしなければならないこと
→常に自分の夢と繋がっていると信じられる仕事をする
- 部活の大会で土日や祝日がたまになくなってしまうこと
→休日は自分が心からやりたいと思えることだけをする
- 平日は体調を崩す以外に休む方法がないこと
→自分で仕事の量を調整して平日でも休みを作ることができる職場で働く
- 保護者からのクレーム対応(最近はあまりひどいことはありませんが…)
→自分が信じていることは曲げずに相手に伝えられる
- 休日中や退勤後、予定外に学校や、保護者から連絡を受けること
→仕事とは完全に切り離されたプライベートの時間を持つ
- 先生という立場上自粛しなければならないことがあること(副業、顔出し実名での発信活動など)
→自分の責任で自分の人生や考えを発信することができる
- 先生以外の職種の人との関わりを普段の仕事の中で築くことが難しい
→世の中を支えている仕事を知り、その仕事をしている人たちと交流する
2、生活編
- 粗大ゴミを取りに来てもらう手続き、もしくは搬入すること
→粗大ゴミが出ないように、本当に必要なものだけで生活をする
- ガソリンの給油、オイル交換、タイヤ交換
→車を持たずに生活する
- 洗濯物を干す
→ドラム式洗濯機を手に入れ、乾燥機で乾燥できるものだけで生活する
- 食べ物を「キンキンに冷えてやがる」食料品店で買うこと
→ネットで食べ物を買って、家でドラクエをする時間を増やす
- YouTubeのショート動画を見ていて、気づいたら30分くらい経っていること
→過ごした時間を誇れる時間を常に過ごす
- スマホゲームをしていたら気づいたら1時間くらい経っていること
自分がプレイした後も後悔しないゲームだけを厳選してプレイする
- 生徒や保護者に会うことを気にして行く場所を制限すること
誰の目も気にせず行きたいところに行く
- 週末にご飯を1人で食べること
→美味しいご飯を大好きな人たちと楽しむ時間を持つ
まとめ
私は自分の信じていること心から信じることが好きです。それを人に聞いてもらったり、共感してもらうことも好きです。しかし、その人の責任で別の道を選ぼうとしているところを無理に説得しようとしてバトルになることが本当に嫌いです。学校の先生はそれを求められる仕事だと思っています。私が先生という仕事に強い抵抗感を持ったきっかけでもあります。そのことをこの課題を通して思い出しました。人生なんて誰が何をしようが構わないと思っています。自分が選んだ道の先で起こることは良いことも悪いことも全てその人に責任があります。そして、良いことと悪いことの基準は人によって違います。私が悪いと思っていることが相手にとっては求めていることかもしれません。その基準を変える権利は本人以外にはありません。先生の仕事の大部分はその基準をある程度一律に揃えることで占められていると考えています。知識を与えるという学校の役割は偉大だと思います。でももうそれは私が学校でする必要はないのではないかと思います。必要だと思う人は自分で手に入れに行くだろうし、必要でないと思う人には必要ないからです。今年度は辞めたいと思うほど辛いことが仕事の中で起こっていませんでした。しかし、改めて今の職を離れたい理由を自分の中で振り返ることができました。
この課題は自分の部屋で、ノートとペンだけあればできます。その手軽さに対して自己分析の深まりが大きすぎて驚きました。最初はやりたくないことを書くという作業がネガティブすぎて気乗りしませんでした。しかし、最後の「ひっくり返してやりたいことに変える」のパートで心にどんでん返しが起こります。めちゃくちゃ楽しいし、ポジティブな気持ちになります。「なんだ、そうすればいいじゃん!」と思います。これは今回だけで終わらず、何かに対して自分が「やりたくない」と思った時に習慣的に発動するとかなり効きそうなストレス対処法になりそうです。「インターネットを一日断つ」の次くらいにおすすめの課題です。ぜひ実践して感想を書き込んでほしいです!
次回の課題:怒りの気持ちを伝える
私は怒りを表現することが苦手です。怒りで人をコントロールすることが次の怒りにつながる負の連鎖を起こすと思っているからです。しかし、大切なのは「自分が傷ついて苦しんでることをちゃんと相手に伝えること」だとガネーシャは言っています。それを伝えないことは自分の苦しみを無視することになるし、私が怒らなくてもその相手は同じ方法で他の人を怒らせてしまう可能性があります。怒りの気持ちを伝えるのは自分の内面をさらけ出すリスクもあります。そんな小さなことを気にするのかと思われるかもしれません。ただ今週は積極的に怒りを感じたときには相手に私の気持ちを伝えていきます。それが何につながるのか見てみましょう。
コメント
こんばんは。
今回も楽しく拝読させていただきました。
明日からもがんばりましょう。
ゆきっちょさん
いつも読んでいただき、そしてコメントを残してくださりありがとうございます。
このコメントがあるから毎週更新できていると言っても過言ではありません。
今週も頑張りましょう。
今回の課題は,やりたくないことを全部書き出す。
やりたくないけれど,やったほうがいいと思うことを消す。
残ったやりたくないことを,ひっくり返してやりたいことに変える。
という3つのステップを踏むことで,自分が本当にやりたいと思っていることの条件を発見したり,心の底で実現させたいと思っている環境の条件を整理することができるのかなと読んでいて思いました。自分はまかばくすさんのようにノートに書き出してはいませんが,ブログを読んでいて共感することがたくさんありました。給食・朝読書・掃除・いじめ・服装などの指導場面に関しては,謎の義務感に縛られて,毎日何のためなのかわからない,正解と終わりの見えない声かけや指導をしていたことを思い出しました。特に「人を下げないと自分の価値を見出せない類の人と関わる必要がない職場で仕事をする。」というのは強く共感しました。「そういう類の人間は回り回って辛い思いをするから。」といつも自分の感情を処理し,やるべきことを機械のようにやっていますが,できればその辛い思いをしている場面を,この私の曇りなき眼で右脳に永久保存したいと思ったりもします。
話が逸れましたが,今の働き方に対して,「本当にこれは必要なのか」「自分はこの環境がどう変わって欲しいのか」ということを常に考えたりします。それを悶々と考えるのではなく,しっかり文字に起こして可視化し,整理することができるという意味で,今回の実践は効果があるのかもしれないですね。私も実現させたい職場環境に少しでも近づけるために一歩一歩準備を進めていこうと思います。今回もお疲れ様でした。
ゆきっちょさん
話が逸れたところは何を言っているか分かりませんでした。
なんでもそうですが、文字化するというのは大切なことですよね。
空想していたものが現実になる感じがします。
とてもめんどくさい作業ですが、頭の中だけで考えるよりも
思考が進むスピードは圧倒的に早くなるような気がします。