若手教員が夢をかなえるゾウ=ガネーシャの課題を実践して最高の転職をするまでのブログ16

若手教員が夢をかなえるゾウ=ガネーシャの課題を実践して最高の転職をするまでのブログ
Illustration of a boy doing intercultural communication.

目次

このブログの趣旨と目的

このブログでは自分の仕事について悩み始めた若手教員が「夢をかなえるゾウ0」のガネーシャの教えを一つずつ全て実践をすることで本当の夢を見つけ、転職するまでの道のりを記録していきます。

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私がこのようなブログを書くことの目的は3つあります。

一つは私自身の「本当の夢を見つける」ことです。ブログを通して世界に自分の取り組みを発信することでガネーシャの教えを確実に実行できるように強制力を持たせることができると思いました。

二つ目は、今の仕事や、自分の仕事の選択に疑問を持っているあなたのような若者がここにいるということを伝えることです。そして私と一緒に戦ってもらいたいです。ぜひ私と一緒にガネーシャの課題を実践して、コメントでその感想を伝えてほしいです。

3つ目は、シンプルに「夢をかなえるゾウ」シリーズのファンとして、この作品をもっとたくさんの方に読んでもらいたい、そしてこの小説について語り合いたいという願いを叶えることです。もちろん挿絵が魅力的な本で楽しむこともおすすめですが、私の一番のおすすめはオーディブルで岩崎了さんの朗読を楽しむことです。

ちなみにオーディブルなどを使って音声学習をするのであれば、ワイヤレスイヤホンは必須です。私のようなイヤホン初心者の方にはアンカーのこちらのイヤホンがおすすめです。


値段、音質、ノイズキャンセリング機能、操作性、どれをとっても十分なクオリティです。これ以上のクオリティは私には差が識別できないと言うだけですが…。

このブログの目的の詳しくは「若手教員が夢をかなえるゾウ=ガネーシャの課題を実践して最高の転職をするまでのブログ0」をご覧ください。

Twitterではこれまでの課題の再実践や、その週の課題の中間報告などをおこなっています。読書から得た情報で面白いなと思った内容のシェアも始めました。こちらもぜひチェックしてください。

ガネーシャの課題一覧

  1. 日の出を見る
  2. 好きな匂い、物、人、場所を見つける
  3. やりたくない依頼を断る 自分の欠点や弱さを告白する
  4. 生活に初めてを取り入れる
  5. 自分の感情・感覚を丁寧に観察する
  6. 実物を見る
  7. 過去の出来事を「伏線」ととらえ、希望を持ち続ける
  8. 興味を持ったことを一歩深める
  9. インターネットを一日断つ
  10. 自然の中でゆっくり過ごす時間を持つ
  11. 虫の役割を知り、大事にする
  12. 名作を鑑賞する
  13. やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する
  14. 怒りの気持ちを伝える
  15. 苦手な人の信念を読み取る
  16. 自分と違う分野・文化の人と話す(今回)
  17. 仮体験する
  18. 欠点や負の感情を「自分の一部だ」と思う
  19. 自分と同じ痛みを持つ人を助ける
  20. 誰かの「ありのまま」を愛する

今回の課題:自分と違う分野・文化の人と話す


じ、自分らは仕事を探すちゅうと、め、面接のことしか考えてへん。せ、せやけど、全く別の業種の人との関係が自分の才能を引き出してくれることもあんねん……

夢をかなえるゾウ0 水野敬也

この課題の目的

私たちは普段、自分の職場の人たちと話すことがほとんどだと思います。取引先の方やお客さんと話をすることもあると思います。私の場合は教員なので、普段話ができるのは、同僚の先生方、子どもたち、保護者さん、いろんな業者さんなどです。一緒に仕事をする人という括りでは先生以外とはほとんど話をすることはありません。私は一緒に働く先生たちに恵まれているのか、先生たちとお話しすることは好きです。子供達の話をしたり、授業の話をしたり、世間話をしたり、まだ火曜日かー、と一緒に嘆いたり、結構楽しいです。授業についてアドバイスをもらったり、生徒指導のことでアドバイスをもらったり、教えていただくこともたくさんあり、日々感謝しています。

しかし、教員の仕事について誰よりも知っているはずの私たちのほとんどが実は教員という仕事についてよくわかっていません。ある調査(この記事の序盤にありますが、記事全体も面白いです)によると、令和2年度採用の教員のうち民間企業で働いたことがあるのは6%未満だったそうです。教員しか経験したことないのに、教員という仕事を客観的に理解して説明することは不可能です。できるのは「最高!!」か「最悪…」のどちらかを主観で判断することだけです。SPY×FAMILYしか漫画を読んだことがない人が「SPY×FAMILYが最高の漫画」と言っていたら、HUNTER×HUNTERファンはどう思うでしょうか。日本でしか暮らしたことがない私たちが「日本の学校って考え方遅れてるしなんの意味があるのかわからないルールばっかりで最悪だよね」と言っているのを見たら、学校に通いたくても通うことのできていない子どもたち、できなかった大人たちはどう思うでしょうか。

とはいえ、今から学校に通えなかった人生を経験したり、今すぐHUNTER×HUNTERを一気に全巻読んだり、今すぐ今の仕事を辞めて別の仕事を経験しろと言われても難しいものです。そこで、ガネーシャはまずは自分とは違う場所で生きている人たちと話をすることを課題として出しました。これなら少しの時間があれば誰にでもできます。そして、内側からは見えなかったものを教えてもらえたり、自分の世界の外にはどんな世界があるのかを知れたりすることができます。屋根のある校舎の中で勉強ができていること自体が実はありがたいことなんだとか、念能力見たいな特殊能力でバトルをする漫画もあるんだとか、そんな働き方をして生きている人もいるのかとかを知ることができます。

今回の課題の目的は、自分のコミュニティの外側から見た自分を知ることと、自分のコミュニティの外側にはどんな人がいるのかを知ること、そして自分が今の場所から離れることを想像することです。

実践した結果

このブログを書き始めて4ヶ月が経とうとしています。書き始めた時はこれをもう20回も書くのか〜と思っていましたが、残すところあと4回になりました。このブログの1番の目的は私が確実にガネーシャの課題を実践することです。最大の目的は常に達成されています。しかし、二つ目の目的、私と同じようにガネーシャの課題を実践することによって「本当の夢」を見つける人を増やすことについてはなかなか難航しています。ありがたいことに更新するたびに読んでくださる方がいらっしゃいます。それでももっとたくさんの人に読んでもらいたいと思って、Twitterでブログの更新のお知らせ以外の発信を始めました。読書のアウトプットと感想を書いたり、以前に実践した課題をもう一度振り返ったり、ドラクエのことを呟いてみたり色々試しています。これも今のところ大きな成果を見せていませんが、まあ自分のためにはなるしいいかと思いながら続けています。

これは転職系の発信をしている人あるあるかもしれませんが、TwitterのDMでちょくちょくメッセージが来るようになりました。内容は最終的には情報商材であったり、ビジネススクールであったりの営業です。現段階ではビジネスに関して知識も経験もレベル1である私が相手をしたら簡単に乗せられてしまうのではないかと恐れてしばらくはメッセージのやりとりだけにしていました。そんな時にやってきたのが今回の課題でした。最近、私が実践しようとするガネーシャの課題に合わせて現実が辻褄合わせに来ているんじゃないかと思う時があります。でも多分きっとそうじゃなくて、今までも自分がこうなって欲しいと願ったことがちゃんと起こっていたけど、願ったことを忘れていたのだと思います。でも今は自分がやりたいことを文字に起こしたり、ブログで実践しますと書いて、それを読んでもらったりしているおかげで、願ったことを覚えていられるようになっただけなのだと思います。

メッセージをいただいた方の中から3名とお話をさせてもらいました。3名とも様々な挑戦を今までにされてきた素敵な方です。ちなみに3名とも私よりも年齢は若い方ですが、間違いなく私の先輩です。その中でも一番たくさんお話をした「まささん」という方とお話しした感想を今回は書こうと思います。

まささんはTwitterのフォロワーが3万人を超えるかなりの強者です。Twitterのフォロワーはお金があれば買うこともできるので、その数だけではその人の実力は分からないとまささん自身もおっしゃっていました。正直そんなこと言われても、例えばTOEICの点数ではその人の英語力は計れないとよく言いますが、それでも「950点です」と言われたらそりゃできる人なんだなと思いますよ。フォロワー数23人の私はひれ伏しました。

まささんは大学生の頃から会社員ではなく、自分の力でお金を稼げるようになりたい思って行動をされてきたそうです。そのルーツは高校まで続けたサッカーの影響だったようです。中学校までは競合チームの主力メンバーとして活躍をしていて、高校では全国大会にも出場するレベルのチームに入りました。しかしそこで本当にサッカーをするためにサッカーをしているレベルの選手との差を感じたそうです。その時に、多数派の人と同じ道で勝負したら自分は負けてしまうと考え、会社員にならずに生きていくことに決めたそうです。大学の頃にFXや仮想通貨にも挑戦して上手くいったかと思ったら失敗し、最終的には10の事業を立ち上げるにまで至ったようです。そして今はその中の一つの別の方と共同で立ち上げたビジネススクールの営業マネージャーをされています。結局そのビジネススクールには申し込まなかったのですが、まささんの話が面白すぎたのでいくつかお伝えします。

一つ目は、ビジネスは勉強ではなくスポーツに近いという話です。勉強は知識を頭に入れておけばそれを覚えている通りにアウトプットすれば正解になります。しかし、スポーツはルールやノウハウを頭で知っているだけでは勝つことはできません。バスケはボールをリングの中に多く通せば勝ちです。サッカーはボールを多くゴールに入れたら勝ちです。でもこれを知っているだけでは絶対に勝てません。どちらもボールをゴールに届かせる筋力と制球力が必要です。そのためには何百本も何千本もシュートを打って、試合の中で相手のディフェンスを避けながらその練習したシュートをいかに再現するかを実践の中で身につけないといけません。ビジネスもそれと同じだということです。本を読んでうまくいった人のやり方を知っているだけでは意味がなくて、実際に小さくても事業を立ち上げて学んだことを再現する場がないと永遠にビジネスで勝てるようにはならないのです。ちなみに私が今持っている「ゲーム(ドラクエ)で人類を健康に」もビジネスの力が必要になるようです。ビジネスの大きなルールは商品を作る→お客さんを集める→売るの三つだけです。実はこのブログも商品で私はビジネスに手をつけだしているのかもしれません。

二つ目は、バカと天才は同じ行動をするという話です。皆さんはゲームのガチャは好きですか。私は大好きです。人生でガチャを引く(当たりが出るかハズレが出るか分からない行動をとること)ことは好きですか。人生でガチャを引く時の3パターンがあります。バカな人はガチャを引ける時はとにかく回します。天才はガチャは引かないと絶対に当たることはないと知っているので回します。そして、その他の普通の人はどうやったら当たりが出るかを考えてなかなかガチャを回しません。普通の人たちはバカな人たちが無闇にガチャを引いて失敗するのを見て笑います。しかし最終的にそのバカな人たちは天才たちの隣で笑っています。もちろん必ずしもそうとは限りませんが、どれだけ能力があってもガチャを引く勇気がなければ当たる可能性は0%です。バカと天才は紙一重ってこういうことか。

三つ目は、人間の行動を止めてしまう二つの恐怖についての話です。私たちはなぜ勉強することが嫌いなのでしょうか。勉強したら知識がついて今よりも強い自分になれるというメリットがあるとわかっているはずなのに。これは一つ目の、変化(成長すること)への恐怖のせいです。進化心理学によると、人は原始時代から体の構造が変わっておらず、当時好きだったものは今でも好きだし、当時怖かったものは今でも怖いがるようにプログラミングされています。

昔はこれまで経験したことの範囲外の行動をとることには死のリスクが伴いました。食べたことない木の実を食べたり、泳いだことのない川で泳いだりすることはダイレクトに死につながることがありました。それを恐怖して死を避けることのできたのが私たちの祖先で、私たちにはその血が流れています。勉強して今まで知らなかったことを知り、未知の領域に踏み込むことで死ぬかもしれないと私たちは思っているのです。でも私たちは知りたいし成長したいと思っているはずです。恐怖の先にしかその答えはありません。

もう一つの恐怖は人と違うことをする恐怖です。学校あるあるですが、集会で誰かが話した後に、ここは拍手をするべきかどうか迷う時がとても多いです。誰かが最初のパチパチをしてくれれば安心して続くことができますよね。原始時代では集団に馴染めず孤立してしまうことは、食料も手に入らなく死を意味していました。だから私たちは人と違うことをして孤立することを心の底から恐怖します。でも今の世の中にはできることの選択肢が無限にあって、やりたいことなんて人それぞれ違います。楽しく生きるなら自分のやりたいことを見つけるのが一番です。今でも人間関係は幸せに大きく関係すると言われていますが、今いる集団から孤立したくらいでは死なないことを頭ではわかっています。ガネーシャが言う「本当の夢」に辿り着くためにもこの二つの恐怖を知り、克服することが必要ですね。

まとめ

今回はTwitterで知り合った会社に勤めずに自分で仕事を作って生きているまささんとの話のなかで心に残ったことをまとめてみました。間違いなく今までには関わりを持ったことのないタイプの経歴を持たれている方だったので、話をしていて本当に面白かったです。

わかったことは、今までの私がいかに「普通の人」として「バカな人」にならないように生きてきていたかということでした。そして、私を今まで支配していた二つの恐怖について知ることができました。これから何か行動することが怖いと感じたとき、自分が何を恐れているのかを分析し、本当に体が恐怖している通りの死のリスクがあるのかを考えます。ほとんどが大丈夫なはずです。今いる場所から離れて多少孤立しても現代ならそれで死ぬことはないです。

学校ではなかなか聞けない視点からの話を聞くことができてとても良かったです。

次回の課題:仮体験する


自分、夢中になれる仕事を見つけたいんやったら実際の作業を体験してみい。それを続けていけば、理屈やのうて心と体が『これだ!』て感じられるような仕事に出会えるはずやで。

夢をかなえるゾウ0 水野敬也

いよいよ課題も終盤です。冬休みで時間もあるので、しっかり時間を使って仮体験を探して実行します。

コメント

  1. ゆきっちょ より:

    おはようございます。

    今回も楽しく拝読させていただきました。

    このあとよろしくお願いします。

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